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初めましてブリーダーのTakaです。
今回、様々な猫のトイレを使ってみてその感想を踏まえて皆さんに紹介していきます!
猫を飼うにあたって最初に用意するのが「猫トイレ」です。生活スタイルや猫の大きさに合わせて猫トイレを選ぶことで、猫も飼い主もストレスなく過ごせます。
参考にしてみてください!!
色々なトイレがある中でそれぞれの特徴を紹介していきます!
そこで今回は、使い勝手、掃除のしやすさなどとあわせて、おすすめの猫トイレをご紹介します。猫をこれから飼う方に必ずチェックしてください。
トイレのタイプは基本的に平面タイプとすのこタイプ(システムトイレ)の二つがあります。
平面タイプ
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トイレの底が平らになっており、濡れると固まる猫砂を使用するタイプです。排泄量を確認しやすく、猫トイレ本体も構造がシンプルでお手頃なモノが多く、猫砂も安いのでコストが抑えられるというのと、トイレ本体の丸洗いが楽というのがメリットです。主に4匹以上の多頭飼いの方はこちらをお勧めします。
デメリットとしては、猫砂が小さく細かいので、周囲へ飛び散りやすいです。掃除をさぼってしまうとニオイが出てきやすいため、家を空ける機会が多い方や、毎日の掃除を手間に感じる方には難しいと思います。最近はトイレに流せるタイプの猫砂もあるので、掃除の手間が気になる方はチェックしてみてください。
メリット
・排泄量が確認できる
・システムトイレと比べてランニングコストが抑えられため多頭飼いにおすすめ
・トイレの丸洗いが楽
デメリット
・砂が細かいものが多く飛び散りやすい
・定期的なトイレ掃除が必要
すのこタイプ
猫トイレの底が2重構造になっており、上にあるすのこ部分に専用の猫砂を入れて、下のトレイに専用の吸水シートを設置するタイプです。
「システムトイレ」とも呼ばれおり、掃除のしやすさに加えて、消臭力が優れているのが魅力的です。大きいタイプの猫砂が多いので、飛び散りにくいです。
うんちする度に掃除をする必要がありますが、シートの取り換えは基本的に週1回程度といわれていますが、実際には毎日取り替えた方が理想的です。平面タイプのトイレよりは、楽に掃除できます。
ただし、尿の量や変化をわかりにくいといったデメリットがあります。また、すのこタイプは本体・猫砂・シートを購入する必要があるので、少し割高になってしまいます。分解するとところが多いので、本体を洗うのが少し大変です。さらに、平面タイプよりもコストがかかるというところには注意してください。
メリット
・掃除がしやすい
・消臭力がある
・最長1週間に1回のシートを変えるだけでいい
デメリット
・尿の量、変化がわかりにくい
・シートが必要になってくるので、コストが高くなる
・トイレの丸洗いが大変
猫用システムトイレの選び方
猫用システムトイレには、オープン型・ハーフドーム型・ドーム型・筒型などさまざまなタイプがあります。猫の性格や年齢などによって違ってきますので、それぞれの特徴を詳しく説明していきます。
オープン型は本体の上部に何もカバーをかけないタイプです。価格も比較的安く、初めて猫を飼う方でも扱いやすい商品です。猫砂タイプがメインではありますが、システムトイレタイプもラインナップされています。段差が少なく出入りしやすいのが特徴です。
シンプルな構造でお手入れが簡単にできます。ですが、トイレが何にも覆われていないため、猫砂が飛び散りやすかったり、ニオイが広がりやすかったりといったデメリットがあります。
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ハーフドーム型は、本体の奥半分だけが囲われているタイプです。猫が出入りする入り口付近は低く、後ろ側だけ高くなっているのが特徴のトイレです。ドームタイプよりもコンパクトな形状で、価格も比較的リーズナブルです。
猫の後ろ足側の壁を高くすることで、猫砂の飛び散りを防ぎやすいのがメリットですが、ドーム型ほど高く囲うわけではないので、勢いよく砂をかけると完全に防ぐことは難しいです。また、ニオイの方もオープンタイプと同様にやや広がりやすいので、こまめなお掃除が必要です。
老猫や身体が不自由な猫には、入りやすいオープン型かハーフドーム型の猫用システムトイレを選ぶといいと思います。シンプルな設定なので、シート・砂の交換やお掃除、体調管理のための尿のチェックがしやすい点なども魅力的です。
一方で、砂やチップが周りに飛び散りやすい傾向があるというデメリットも。こまめに掃除をしたり、砂取りマットを敷いたりするなど、何かしらの対策が必要です。
メリット
・トイレ本体の価格がリーズナブル
・トイレのお掃除が楽
・段差が低いため老猫や身体が不自由におすすめ
デメリット
・匂いが広がる可能性があり
・砂が飛び散りやすい
ドーム型はトイレの様子が外から見えにくいので、警戒心が強かった猫におすすめです。周囲が囲われているので、安心して用を足せるのがメリットです。また、ドーム型は猫砂が飛び散りにくいのもポイントです。
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筒型は、上から出入りするトイレです。サイズが大きくなる傾向があるので、設置場所を考えてから購入しましょう。
警戒心が強い猫には、中に入り込んで排泄できるドーム型か筒型の猫用システムトイレを選ぶのがおすすめです。トイレがカバーで覆われているため、排泄中は人目に触れず、猫が安心できます。特に保護猫、野良猫に向いています。周りに砂やチップが飛び散らないこともメリットです。
一方で、カバーがあることでシート・砂の交換やお掃除、猫の体調管理のための尿のチェックがしにくい傾向があります。しかし、尿の受け皿となるトレーを引き出せるタイプであれば、そういったデメリットも改善されるのでおすすめです。
メリット
・砂が飛び散りにくい
・警戒心が強い猫(保護猫、野良猫)におすすめ
デメリット
・お掃除がしにくい
・トイレ本体の掃除が大変
トイレ本体の丸洗いの頻度は?
トイレ本体の丸洗いは1ヵ月に1回を目安にトイレを洗ったほうがいいと思います。パーツが分解できるものは洗いやすく、乾きやすいので、そういったトイレを選んでください。
より簡単にお手入れを済ませたいのであれば、パーツができるだけ少ないものがおすすめです。洗う時間を短縮することができます。
最後に
猫用システムトイレは、毎回掃除をする従来の猫用トイレとは異なり、目安として週1回(できれば毎日)シートや砂を変えたら大丈夫です。手間がかからないことが人気で、忙しい方にも1日2〜3回のお掃除でいいので、ぴったりです。
そんな猫用システムトイレですが、ドームや筒型などの形や敷物の種類もいろいろあります。初めて購入する方にとっては、どんなものがいいのか選ぶのは難しいですよね。
次回はそんな方に僕が実際に使ってよかったトイレを紹介します